• 「話す力」「伝える力」「聴く力」「言葉の力」を育みます。

    2018年平昌五輪ノルディック複合 日本代表 山元 豪選手の講演会で
    コーディネーターとしてお話しを伺いました🎤
    17歳で冬季ユース五輪複合🥉銅メダルを機にオリンピックを意識しはじめてから五輪出場までのこと。幼少時代のこと。これからのこと。
    子どもたちに本気で向き合い、惜しみなく伝えてくださいました。

    これは、富山県体育協会が「未来のアスリート発掘事業」として、スポーツ能力に優れた児童を見出し、競技団体、学校、家庭と連携を図りながら「将来のスポーツ界を担う人材育成」「全国、世界の檜舞台で活躍できる選手の育成」をサポートしていくもので、この日は、第15期生の小学6年生75名と保護者の皆様が参加されました。(※バスケットボールの八村 塁選手や馬場 雄大選手も「未来のアスリート発掘事業」の卒業生です。)

    画像:「Truth VOL.10 」 Tスポとやま

    山元選手は、現在26歳。
    富山市立小見小学校➡上滝中学校➡雄山高校➡早稲田大学
    ➡ダイチ株式会社(富山市)所属➡平昌オリンピック日本代表
    という素晴らしい経歴の持ち主。今シーズンから【スペシャルジャンプ競技】に転向され、2度目のオリンピック出場に向けてトレーニングに励む毎日でいらっしゃいます。

    小学校にあるジャンプ台が競技を始める原点。
    遊び感覚で自然と上達したこと、いつも体を動かせる環境で育ったそうです。
    マウンテンバイク、SUPなど足元が不安定な場所でのトレーニングで
    バランス感覚を磨き、身体を大きくするため、良い筋肉をつくるためにとにかく食べること。苦手な食材はサプリで代用していたことも伝えてくださいました。
    緊張したときの克服法は、悔いのない練習ヨガの呼吸法もおすすめ。
    競技を続けるモチベーションは、見返す強い気持ち
    楽しみながら勝負にこだわることがいちばん!という言葉は、世界の頂点の景色を見たからこその説得力がありました。

    日ごろ、ひとりでトレーニングに取り組む山元選手。
    自分と向き合って頭をつかって考える、時間がかかり遠回りだけれど
    確実に力に繋がること、引き出しが増える。自分よりも強い選手をイメージすることで自らを鼓舞する。だから、あえてひとり。と話していました。

    今シーズンからスペシャルジャンプ競技に転向した理由は、
    やりたいことに時間を割く…自分の中に眠っていた思いに気づき決断したこと。
    そして、いずれは、早稲田大学スポーツ科学部で培った知識をも活かし、
    指導者になる夢も。そのために、実体験をもって説得力ある人間になりたいと、
    スペシャルジャンプ競技でも再びオリンピックを目指します🥇

    未来のアスリート15期生の皆さん、山元選手につづく五輪選手に、そしてますます立派な中学生になってください。

    県体協の皆様、お世話になりました皆様、ありがとうございました。

    (令和3年3月13日・富山県総合体育センター)